ジュエリーやアクセサリー撮影の写真の撮り方、4つのテクニック
↑の動画で撮影したアクセサリー(ネックレス)の写真です。iPhoneにて撮影。
アクセサリー(ジュエリー)のような小さい商品を撮影するときは、少々コツが必要になります。高級感の演出ができないとアクセサリーは注文につながるような写真になりません。
ポイント1:撮影前のデジカメ設定
まずはこちらの4つのデジカメ設定をご覧ください。とくにアクセサリーは接写機能がカギを握ります。接写OKと書いてあるデジカメでも、10センチ接写と1センチ接写では、まったく仕上がる写真が違います。できるだけ拡大できるデジカメをご用意ください。
ポイント2:平置きせずコモノを使う
小さい指輪やブレスレットなどのアクセサリー類であっても、上から撮影せずになるべく同じ目線から撮影すると立体感を強調できます。
イヤリングの写真です。グラスにかけて撮影することにより背景の黒が活かされて美しく立体感が生まれます。
例え平置きであっても、小物を商品の周りに散りばめることによって脇役が主役を引き立ててくれます。シンプルな背景に小さいアクセサリーなどの商品を置くとタンパクな写真になりがちなので造花やビーズが脇役としてあることにより華やかな写真になります。
王様の撮影キットの上からと下からの照明を組み合わせることによって、ぼわ~っと立体的に商品が浮き出る効果があります。
↑通常は派手な色の造花を使うと、主役である商品よりも目立ってしまうのですりガラスの下においてボカして撮影してみましょう。
↑こちらも商品撮影用シートガラス(無反射ガラス)を使って撮影しました。高級感のある写真を撮影するにはシートガラスは必須アイテムです。
100円ショップにある造花一覧。いろんな色の造花があります。
指輪を撮影した例
この写真は当店のお客様にお借りした写真です。
ポイント3:背景を演出して接写撮影でボカす
白い背景の場合は比較的、コモノを使わずに平置き(ひらおき)して撮影しても美しく見えます。
↑この写真は【王様の撮影キット】をご利用中の当店のお客様が撮影しました。
こんどはネックレスです。ネックレスも平置きせずに立てて撮影してみましょう。
撮影キット中央の真下にネックレスをかけたネックレススタンドを配置します。正面ではなくやや斜めを向けることで立体感を演出できます。
デジカメは接写モードにして望遠(ズームして)で撮りましょう。誰でも簡単にこのような写真が撮れます。
アクセサリー(ピアス、ネックレス)の写真サンプルです。アクセサリーを直接背景紙の上に置いて撮影してもちょっと寂しくなります。お花を添えたり、アクセサリースタンドを使ったり、ご自分のアイデアを絞っていろいろな撮影方法を試してみて下さい。どんどん商品撮影が楽しくなってきます。
高級そうにみえるテーブルクロスをくしゃくしゃにシワにして、その上に手首のトルソーを置いただけです。
手首のトルソーはなるべく人肌色に近いものを選びましょう。
帽子はもちろんメガネやサングラスのファッション小物のディスプレイに使えるマネキンヘッド。
お店で帽子、サングラス、メガネ、ヘッドフォン、ピアスなどの頭部商品の陳列などにも最適です。 顔部分には癖が無く、凛々しい表情が特徴の婦人用フェイス加工。
ポイント4:自分のオリジナル背景を用意する
アクセサリーなどの小さい商品を撮影するときは、写真全体の演出が非常に大切です。オリジナルの背景を使って自分の好みで演出しましょう。
大きな商品を撮影するときにオリジナル背景で演出するのは難しいですが、アクセサリー類の小さい商品はご自分のアイデア次第で日常の様々なアイテムが背景として使えます。
<例1>あなたのストールが背景にはや変わり
100円ショップに売っている、バラの造花、花びら、透明の容器3点、合計315円でこのように演出が可能です。
ブレスレット・アクセサリーの写真サンプルです。みなさんも自分のアイデア次第で好きな背景紙を使ってみてください。
アクセサリーに関する質問集
特典の動画やPDFファイルで、ネットショップ運営歴18年の店長友村がネットショップ成功ノウハウをすべて公開しています。
店長友村晋の最新セミナー・講演 2030年 生成AIで変わる未来の働き方 2050年 生成AIで変わる未来の子育て教育