日経MJ新聞に掲載されました
記事本文(一部抜粋)
10年ほど前、ネットショップやネットオークションの普及を受けて出品商品の写真を自分たちで撮影する人が増加した。その影響で、簡易型の撮影キットが市場で多く売られるようになった。
そこに3年前に参入したのが株式会社ミジンコ(広島県呉市)である。なぜ、後発でこの市場に参入したのか、友村晋社長に尋ねたところ、2つの理由を教えてくれた。
1つは、ライバルとなる先行企業との違いを打ち出せると判断したこと。もう1つは、他社がネット販促に力をいれたいなかった点だ。
この2点を活かして、後発の参入メーカーにも関わらず、業界トップクラスのメーカーに成長した。
「差異化を図ることが難しく、競合も手ごわかったら参入をやめてましたね」と、当時を振り返る。
新規ビジネスの成功は、自分の会社の能力の高さで決まるのではなく、競合他社の弱さで決まると言ってもいい。「差異化」と「市場選び」を徹底して考えれば、市場で勝ち抜くチャンスはまだまだたくさんあるのではないだろうか。
ライターについて
経営コンサルタント 竹内謙礼 1970年生まれ。
大学卒業後、出版社に勤めた後に観光牧場に転職。企画広報担当を経て2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場、ビッダーズ等で多くのネットビジネスの受賞履歴あり。また、千葉文学賞等の小説、エッセイでも数々の受賞暦を持つ。 大企業、中小企業のコンサルティングはもちろん、サイドビジネスや起業に対しての販促、営業、人材教育のアドバイスを行い、特に実店舗のキャッチコピー制作とネットビジネスへのコンサルティングには定評がある。
竹内氏の著書一覧
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