8つの商品撮影のコツ
- 1:ホワイトバランス
- 2:明るさ調整
- 3:フラッシュは使うの?
- 4:背景の演出
- 5:撮影する角度
- 6:反射する商品の撮り方
- 7:商品を中心にする
- 8:ズームで撮ろう!
- 料理やアクセサリーなどのジャンル別の撮影テクニック
1:ホワイトバランス
市販されているほとんどのデジカメには、ホワイトバランス機能がついています。 どのような光の下で撮影するのかを設定するのがホワイトバランス機能です。この設定を間違えると、商品本来の色になりませんので必ず設定して下さい。
- オートで撮影する場合(カメラが自動で判断します)
- 晴天の日に外で撮影する場合
- 曇天(どんてん)の日に外で撮影する場合
- 白熱灯の下で撮影する場合
- 蛍光灯の下で撮影する場合
2:明るさ調整
市販されているほとんどのデジカメには、露出補正(ろしゅつほせい。メーカーによってはEV値やEVシフトと記載)がついています。この露出補正で写真の明るさを調整できます。
3:フラッシュは使うの?
基本的に商品撮影にはデジカメのフラッシュは使いません。理由はデジカメのフラッシュは光源が強すぎ、商品本来の色にならないからです。当店の撮影キットを使用するときはレフ板の使用だけでデジカメのフラッシュは使いませんが、ご覧のようにきれいに撮影できます。
4:背景の演出
いくら撮影キットを使っても、薄くて小さい商品を、下の写真のように真上から撮影しだけでは・・・・・
ご覧のように↓なんだか寂しい写真になるだけです。こんな写真では、売上げは上がりません。
では、どのように撮影すれば良いか!?食品の場合は、ちゃんと盛り付けをします。今回はさらに100円ショップで買ってきた紅葉(もみじ)の造花とテーブルクロスを敷きます。
セッティングが終わったら↓こんな写真↓が撮れます!使用しているデジカメは普通のコンパクトデジカメです。
では今度は、三脚で固定して、左手でお団子を持って、デジカメのレンズに近づけてみましょう。
接写モード(マクロモード)にしてシャッターボタンを押すと、↓こんな写真↓になります。
ケースに入ったままのお団子の写真では、お客様の妄想を駆り立てることはできないので、売上げが上がることはありません!この妄想を駆り立てる写真の撮り方は、ご希望の方には、永久無料の【写真のアフターサポート】でお伝えします。
5:撮影する角度
いくら撮影キットを使っても、薄くて小さい商品を、下の写真のように真上から撮影しだけでは・・・・・ご覧のように↓なんだか寂しい写真になるだけです。こんな写真では、売上げは上がりません。
×↑まったく背景が活かされていない。なんだか薄暗い紙の上で適当に撮影した印象を与えてしまいます。
今度はスタンドを使って腕時計と同じ目線から撮影すると・・・↓↓
○↑ご覧のように商品に立体感、高級感が生まれます。その他の写真例は以下です。
※撮影後に加工は一切行っていません。使用しているデジカメは普通のコンパクトデジカメです。
6:反射する商品の撮り方
7:商品を中心にする
グリッドラインという機能を使えば、被写体が今どれぐらい真ん中にあるのか、傾いたりしていないかなどが確認できます。とても便利な機能なのでぜひ使ってみてください。 被写体の位置がとってもわかりやすくなります。お使いのデジカメの説明書にグリッドラインの表示方法が書いてありますのでご確認下さい。
8:ズームで撮ろう!
ズームして撮影することを「望遠(ぼうえん」で撮影すると言います。望遠は商品の形を正しく写します。ズームせずに普通に撮影することを、「広角(こうかく)」で撮影すると言います。広角の場合は、商品にデジカメを近づけないといけません 。
望遠(ぼうえん) | 広角(こうかく) |
デジカメのズームを使う(右に回す) | デジカメのズームを使わない(左に回す) |
商品本来の形になる | 商品本来の形にならずに、近くのモノがより大きく誇張される |
↓ |
↓ |
メリット ・商品の形状を正しく伝えることができる |
メリット ・商品に臨場感や迫力をもたせるときに使用する |
デメリット ・商品によっては迫力や臨場感が伝わらない |
デメリット ・商品の形が変わってしまう |
基本的に商品撮影はズームを使う(望遠)で撮影します。
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